あんこう、なめろう、しらすなど関東のグルメ

Pocket

しらす丼

東京にある様々なお店に行くと、日本のみならず世界各国の料理を堪能することができます。そのため彼女や彼氏と食事を兼ねたデートには最高の場所ですね。またテレビで行列のできるお店などが紹介されると、翌日にはそのお店に行くことができるというのもいいですね。何かにつけて便利なのが東京です。ところで東京を含めた関東地方にも、古くから伝わる伝統料理というか郷土料理というのがあります。ここではそんな関東の名物グルメをご紹介してみたいと思います。

湘南のしらす丼、月島もんじゃ

湘南や江の島名物といえば生しらす丼

湘南や江の島名物といえば、やはり生しらす丼です。とりわけ江の島を含む湘南地方では、しらすの水揚げ地ともなっています。そのためこのあたりでは、しらす丼を提供しているお店が数多くあります。

ちなみに「海街diary」という映画に出ていた長澤まさみや綾瀬はるか・広瀬すずも生しらす丼を美味しそうに食べていました。おまけにこの生しらす丼と同時に人気があるのが、釜揚げしらす丼と沖漬けしらす丼です。いずれも春から夏にかけての際シーズンには、湘南地方のご当地グルメともなっています。

東京下町のローカルグルメ・月島もんじゃ

東京下町のローカルグルメといえば、やはり月島もんじゃは欠かせません。そんなもんじゃ焼きというのは、大阪のお好み焼きのようなものに相当します。やはりお好み焼きと同様に小麦粉を水で溶かして、そこに刻んだキャベツを入れるのが定番です。

またキャベツ以外にも、中に入れる具材も様々です。その具材によって、様々な味を楽しむことができるのです。こうした東京のもんじゃ焼きは、元々は駄菓子屋さんで子供のおやつとして食べられていたものです。それがやがては、大人の食事の主役となっていったのです。

千葉のなめろう、さんが焼き

豪快な漁師飯・千葉のなめろう

アジやイワシなどの青魚を包丁で細かく砕いて、そこにネギやショウガの薬味を加えて味噌で味付けしただけのまさに豪快そのものといった漁師飯が千葉のなめろうです。このなめろうといったネーミング自体もかなりのインパクトがあります。

そのユニークなネーミングですが、あまりにも美味しいので皿までなめてしまう!といった経緯から名づけられたといわれています。確かに、言わんとすることはよく分かります。ただし大人はそこまではしませんが、子供ならやりかねないでしょうね。

さんが焼きとは?

さんが焼きとは、上述した千葉のなめろうを焼いたものをいいます。元々のさんが焼きの食べ方というのは、生のなめろうをシソの葉で挟みます。その後、アワビの殻に詰めて浜の焚火で焼いたのが発端だといわれています。

もちろん今でもアワビの殻にこそ詰めませんが、生のなめろうをシソの葉で挟んで焼きおにぎりのようにして食べるのが一般的です。その他にも山仕事に行く際に、なめろうも一緒に持って行って山の家で焼いて食べたことからさんが(山家)焼きと呼ばれたともいわれています。

茨城のあんこう鍋と納豆

茨城県の名物料理・あんこう鍋

西日本がフグ鍋ならば、東日本はあんこう鍋です。とりわけ東日本の中でも茨城県では、あんこう鍋が郷土料理にもなっています。とくに寒い冬の季節には、あんこう鍋が最高に美味しいのです。その代わり茨城県では、冬の二大グルメとしてあんこう鍋とどぶ汁というのもあります。

このどぶ汁もあんこうの肝から出た水分だけで具材を煮込むという料理で、超濃厚なあんこう鍋のアレンジ型といえるでしょうね。しかも基本的には割り下を加えないので、濃厚な味や風味を堪能することができるのです。

茨城といえば納豆王国として有名

茨城といえば、納豆王国として全国的にも知られています。従って、納豆の生産量では日本一を誇ります。そんな納豆は、昔から健康食品として親しまれてきました。そのため「納豆時に医者要らず」ということわざさえあります。

近頃では、納豆に含まれているナットウキナーゼという成分が注目を浴びています。何故なら、血液をサラサラにしたり血栓を溶かす効果が期待できるからです。さらには、整腸作用もあります。また納豆王国の茨城県や水戸納豆で有名な水戸市のお店に行くと、様々な納豆の食べ方があるのでそれこそ目から鱗が落ちるような心境になります。

まとめ

日本の首都東京を含めた関東地方にも、ご当地グルメや郷土料理と呼ばれるものがあります。今回はほんのわずかしかご紹介できませんでしたが、まだ食べていないにはぜひともオススメしたい絶品料理です。

その他のご当地グルメはこちら → 白エビ、味噌カツ、治部煮など中部のグルメ