海鮮から野菜まで大地の恵みがいっぱい!北海道のグルメ

海鮮 帆立貝の網焼き

北海道旅行といえば、観光地を巡る以上に新鮮な美味しい海鮮グルメが食べたい!という方は多いのではないでしょうか。確かに周りが海で囲まれているだけあって、新鮮な魚介類が豊富にあります。おまけに豊富ということは、需要度よりも供給度合のほうが高くなるのでその分割安になります。ここではそんな北海道の海鮮から野菜まで、大地の恵みを一杯受けた北海道グルメをご紹介してみたいと思います。

カニだけじゃない!北海道の海鮮グルメ

春の季節のオススメは羅臼産の生うに

生うにといえば、1年中食べられるグルメです。ところが知床半島の羅臼産の生うにとなると、1月末から6月中旬までとシーズンが限定されるのです。その大きな特徴は、極寒の荒海にもまれて身が引き締まっているのです。

おまけに有名な羅臼産昆布を食べて育った羅臼産生うにとなると、採れる数もそう多くはないので希少価値もあります。そのため採れたての羅臼産生うにを春の時期に現地で食べるのがオススメです。

むかわ町のししゃもとサロマ湖産の牡蠣

よくスーパーで見かけるししゃもは、輸入ししゃもなのです。一方本ししゃもというのは、太平洋岸でしか捕れない希少性の高い魚なのです。おまけに大きさや厚みも輸入ししゃもと本ししゃもとは全く違います。そのため秋の季節には、むかわ町の本ししゃもが絶対にオススメです。

それから冬の季節には、サロマ湖産の牡蠣がオススメです。一般に牡蠣は海のミルクともいわれており、産地も数多くあります。ところが北海道のサロマ湖産の牡蠣は、プランクトンが豊富な上に淡水も含まれているので味にコクがあるのです。

スープカレーとラーメン

札幌発祥のスープカレー

スープカレーといえば、札幌出身の大泉洋さんがスープカレー大使としてたまにテレビなどで宣伝しています。それまでスープカレーという食べ物を知らなかった!という人もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなスープカレーとは、一般的なカレーとは別物です。

要するに、スープ自体の美味しさを楽しむことのできるスープ料理というべきなのかもしれませんね。そして気になるスープカレーのカレー味は、ルーで味付けしているのではありません。スパイスのみで味付けをしているのです。さらには、カレーライスには使わない北海道の新鮮な具材を使っているのも大きな特徴です。

北海道の三大ラーメン

北海道には、北海道の三大ラーメンというのがあります。それは札幌と函館と旭川のラーメンです。その大きな特徴は、スープにあります。具体的には、札幌ラーメンは味噌味で函館ラーメンは塩味・旭川ラーメンは醤油味というのが昔からの主流です。ただし近頃では、スープの味付けに境界線などはほとんどありません。

おまけに、三大ラーメンに釧路ラーメンも加えて四大ラーメンと呼ぶ動きもあります。またこうした北海道のラーメンの場合、自家製麺といったこだわりはありません。そのほとんどが製麺所で作られた麺を使用しています。そのかわり、寒い地域ならではの麺にスープがからみやすい「ちぢれ麺」を使用しているのが北海道ラーメンの特徴です。

ジンギスカンなど、その他の北海道グルメ

北海道で焼肉といえばジンギスカン

北海道で焼肉といえば、やはりジンギスカンが定番中の定番です。ただし通常の焼肉プレートや専用網とは違って、ジンギスカン用の専用鍋に野菜と一緒に入れて食べるのが北海道流です。そんなジンギスカンは、羊の肉を使った焼肉のことです。おまけに牛肉や豚肉よりもカロリーが低いのです。

また牛肉や豚肉の場合、脂身自体も美味しくいただくことができます。一方ジンギスカンの場合には、初めて食べた時にはラム肉特有のクセがどうしても気になるのです。ところが何度か食べていると、そのクセが病みつきになってしまうのです。

北海道といえばやはり夕張メロン

北海道の名産品で忘れてはいけないのが夕張メロンです。とりわけ夕張メロンの代名詞ともいえるオレンジ色の果肉は、フルーツの甘味を超えた極上の甘味があります。しかもリキュールのような芳醇な香りとコクのある甘味は、一度食べたら忘れることができません。

ちなみに北海道は、豪雪地域なので夕張メロンが採れるのもごくわずかな時期に限定されます。そのためブランド化されている上に、希少性が相当高いのです。そういう意味では、まだ夕張メロンを食べたことのない方にとっては一度は食べてみたい高級果物といえるのではないでしょうか。

まとめ

北海道のご当地グルメをご紹介しました。ただし北海道の場合には、今回ご紹介しきれなかった名産品も数多くあります。その点についても、魚介類や野菜が豊富な北海道ならではの特徴といえるのかもしれませんね。

その他のご当地グルメはこちら → 牛タン、きりたんぽ、冷麺など東北のグルメ